二十四節気別おすすめ

小満 (しょうまん 5/21頃)におすすめの和菓子3選

二十四節気のうち夏季の節気である小満は5月の中旬ごろです。春から草木が生い茂る初夏の気候に移り変わる時期でもあります。

旬の味わいを楽しむ「枇杷」の上生菓子

この時期にぴったりな和菓子は、旬の果物である枇杷をかたどったお菓子です。枇杷の実る時期は1年の中でも4月から6月ころですが、もっとも旬な季節が5月下旬から6月の初旬ですので、ちょうど小満に重なります。

白あんに枇杷を練りこみ爽やかな甘みを演出し、色も枇杷の色である優しいオレンジに仕立てます。練り切りで枇杷を表現する和菓子もありますが、葛で包むとつやつやしたみための和菓子になります。葛を使用すると表面に透明感が出てキラキラと初夏の気候を思わせるような仕上がりです。

また、食感も白あんのやわらかさに葛のぷるぷるとしたものが加わり良いアクセントとになります。

※練り切りについて、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-練り切り」を参照してください。

 

実りの始まりを感じる「青梅」の練り切り

イラスト:練り切り

小満は気候がよく、草木や花々が生き生きと成長をしていく季節でもあります。この時期に実をつけるのが梅の木です。

梅の木は2月から3月にかけて開花し、その後5月から6月にかけて梅の実をたわわに実らせます。完熟前の青い梅は、味が若く爽やかな初夏の風を感じさせてくれます。この青梅を使用した和菓子は小満の気候にもぴったりです。

例えば、練り切りで青梅の実をかたどったものは、シンプルな見た目ですが緑の色が鮮やかで、ころんと丸く愛らしい仕上がりです。青梅の実の緑に、うっすらと赤みを施してグラデーションを表現しているものもあります。

また、練り切りの味にも様々な種類があり、白あんのものや裏ごしした梅を加えたものなどさまざまです。

例えば、梅をジャムのように煮詰めたものをあしらった練り切りは、あんの甘さと梅の酸っぱさがマッチして軽やかな味わいを楽しむことができます。

※練り切りについて、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-練り切り」を参照してください。

小満の花の和菓子「菖蒲」(あやめ)の練り切り

小満の頃に美しく咲く旬の花は菖蒲(あやめ)です。菖蒲の花は4月下旬~5月下旬ごろに咲く花です。直線的な葉っぱが特徴で菖蒲の花もまっすぐに咲くため、咲いている姿が凛々しく昔から人気があります。

花の色の一般的なイメージは紫ですが、白い花の品種もあります。また、菖蒲の花は日本人の好む花であり、日本画にも多く取り扱われているモチーフです。

和菓子も例外ではなく、菖蒲の花をあしらった練り切りなどは5月の定番の和菓子です。

菖蒲の練り切りでは花の部分だけを表現することも多いですが、葉っぱも特徴があるため一緒に和菓子で表現されることもあります。練り切りで紫から白のグラデーションを作り花びらを、黄色で中心の雄しべや雌しべをそれぞれ表していきます。

そこに濃い緑の葉っぱを添えることで花びらの色が引き締まり、5月の菖蒲を感じさせる美しい和菓子になります。

※練り切りについて、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-練り切り」を参照してください。

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