お祝い事・手土産

【人気の定番が喜ばれる】傘寿(80歳)のお祝いにおすすめの和菓子

最中

イラスト:もなか

「最中」は二つに重なり合っているため縁起が良いといわれます。そのため、お祝い事の際の贈り物に使われます。縁起が良いお菓子は、年配の方にも喜ばれます。

最中は和菓子の中でも日持ちがするので、傘寿のお祝いの際の手土産にもしやすいお菓子です。

最中は、すでに餡が入ったものと自分で挟んで食べるタイプがあります。前者は皮と餡が馴染んでしっとりとしています。後者は皮のパリパリとした食感が楽しめます。最中は、形、色、餡の種類が豊富です。皮に季節の植物の模様を入れた最中もあります。

また、季節限定の餡を入れた最中もあるので、誕生日の季節にあった味を選ぶとお祝い感が出せます。縁起物を選ぶのであれば皮が紅白の最中にするのもよいでしょう。

形や餡の種類にもこだわって選べるので、相手の好みに合わせて贈りやすい和菓子です。

※もなかについて、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-もなか」を参照してください。

羊羹

イラスト:羊羹

傘寿のお祝いには紫色のものを用意します。小豆で作られた「羊羹」は、紫色のような色味をしているので、傘寿のお祝いにふさわしい和菓子です。

羊羹には末永くという意味もあるので、縁起が良いお菓子ともいえます。羊羹は贈答品の定番ということもあり、手土産にもしやすい和菓子です。

長いものだけでなく、一口サイズの羊羹もあり相手の家族構成に合わせて選べます。使用している材料が、小豆、砂糖、寒天とシンプルなため、飽きが来ない味というのも贈り物には最適です。

口に含めば、甘さだけでなく小豆を旨味も感じられます。羊羹は和菓子というイメージから日本茶を合わせてしまいがちです。コーヒーや紅茶といった洋風のお茶にも合います。お茶請けの他に、お酒のおつまみにもできます。

性別問わずに喜ばれるという点でも贈り物におすすめの和菓子です。

※羊羹について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-羊羹」を参照してください。

紅白饅頭

写真:紅白饅頭

傘寿等の長寿のお祝いに使われる定番の和菓子といえば「紅白饅頭」です。日本では古来から赤と白をハレの色といい、お祝い事に使ってきました。

お饅頭のなかに使う餡の原料となる小豆には厄除けという意味もあります。赤の色が悪いものを祓うといいます。紅白饅頭は、長生きを祝うという意味ではピッタリのお菓子といえます。

また、紅白饅頭を作る時には薯蕷といって皮の部分に山芋を使用しています。薯蕷には上用という意味もあり、殿様に献上するお菓子として使われていました。歴史的な意味合いからも縁起の良い和菓子といえます。

ふわふわと柔らかい皮としっかり詰まった餡が食べ応えがあります。傘寿のお祝いの際には、家族や親戚が集まることも多いでしょう。紅白饅頭は、お祝いの席で出すのにもふさわしい和菓子です。

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