お祝い事・手土産

ビジネスの商談時に手土産としておすすめの和菓子

栗饅頭

写真:栗饅頭

商談を行う時には、勝負事に縁起が良いとされる、栗を使った栗饅頭を手土産にしてはいかがでしょうか。栗饅頭の多くは、しっとりとした白餡に、小さく刻んだ栗を混ぜたものや、大きな栗をあしらったものが多く、その味は店によって様々です。小さめで簡単に食べやすい大きさの栗饅頭は、食べた瞬間に上品な白餡の甘味と栗の食感を口の中で楽しむことが出来ます。後味があっさりしているため、男女共に人気があります。

かつて、硬い皮を臼でかち割ったことから、「かち栗」(勝ち栗)と呼び、戦国時代には多くの武将たちが、戦の前にも勝利の後にも栗を食べていたそうです。

商談は、ビジネスマンにとってはまさに戦場です。戦場を勝ち抜くためにも、栗饅頭を手土産にして、戦いに挑むのが良いのではないでしょうか。

※栗饅頭について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-栗饅頭」を参照してください。

羊羮

イラスト:羊羹

商談を行う時には、簡単に形が崩れやすいような和菓子だと、僅かな刺激で壊れる可能性があるので、縁起が良いとは言えません。

羊羮なら、形が簡単に崩れることはありませんし、寒天を使って小豆を固めているため、話がまとまる、または関係が崩れにくいという、良いイメージを相手に与えることが出来ます。艶やかな羊羮は、見た目に高級感があり、好みに合わせて切る大きさを選べる羊羮は、春夏秋冬と季節を問わず人気がある和菓子です。

切って口に入れた瞬間の滑らかな口当たりと、小豆や砂糖といったシンプルな材料で作られた素朴な味わいのおかげで、性別や年齢を問わず愛されている和菓子です。

長期的に関係を続けていきたいと考えている時や、商談が最後まで壊れませんように、と願いを込めながら手土産として渡すと良いのではないでしょうか。

※羊羹について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-羊羹」を参照してください。

たい焼き

イラスト:たい焼き

手土産というと、高級感が高いものを中心的に選びがちですが、たい焼きといった庶民的な味も商談の時にはふさわしい和菓子です。

縁起が良いとされる鯛をモチーフにした小麦粉の皮と、つぶ餡がたっぷりと詰まっているため、一口かじった時には、皮の食感とつぶ餡のしっとりとした舌触り、そしてほどよい甘さが口の中に広がります。たい焼きは、多くの人が子供の頃に味わってきたおやつです。

手土産として持参することで、会話のきっかけとなる可能性もありますし、親しみやすい和菓子ということもあり、相手との距離を近づけます。店によっては、皮が柔らかなタイプもあれば、パリパリとした食感が特徴的なものと様々ですが、手土産として渡す時には、できるだけ温かいうちに渡した方が印象が良くなることでしょう。

※たい焼きについて、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-たい焼き」を参照してください。

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