お祝い事・手土産

お世話になった方のお宅へ訪問するときの手土産におすすめの和菓子

大福餅

イラスト:大福

大福餅は和菓子の中でもバリエーションが非常に豊富なお菓子です。オーソドックスな種類としては、こしあんや粒あんを白い餅でくるんだものがポピュラーでしょう。そのほか、例えば餅によもぎを練り込んだ草大福、大豆や赤エンドウ豆を練り込んだ豆大福などがあります。

また、あんのバリエーションも豊かです。白あんやずんだあんなど、通常のあずき以外のあんを使用した大福や、あんと一緒にいちごをくるんだいちご大福、生クリームを包んだ大福などが挙げられます。

さまざまな大福があるため、お世話になった方の好みに合わせて選べるところがポイントです。上品な手土産を渡したい場合は、ベーシックな大福が良いでしょう。珍しい手土産を渡したいなら、変わり種の大福を選んだり、数種類の大福をアソートするのもおすすめです。

※大福について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-大福」を参照してください。

どら焼き

イラスト:どら焼き

手土産の定番どら焼きもおすすめとしては外せません。庶民的なおやつとしても、上品な手土産としてもマッチする、非常にオールマイティな和菓子です。

どら焼きの名店は数多くあるため、選ぶ楽しさもあります。店によってサイズ、皮の厚さ、ふかふか感やもちもち感、あんの甘みの強さなどが全く異なります。

また、あんに果物や芋、かぼちゃなどを使っていたり、あんと一緒に栗や生クリームを挟んでいたり、バラエティ豊富な商品を取りそろえている店舗もあります。ベーシックなタイプと一緒に組み合わせ、詰め合わせにするのも良いでしょう。

老若男女問わず好まれやすい和菓子であるため、訪問先の方の好みがはっきりわからない場合でも喜ばれやすく便利です。小分けになっていて、特に皿やくろもじなどの道具を使わず手軽に食べられるところもポイントです。

※どら焼きについて、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-どら焼き」を参照してください。

羊羹

イラスト:ようかん

高級な和菓子と言えば、よくイメージされるのが羊羹ではないでしょうか。王道の贈答品として、ギフトカタログなどのラインナップにもよく名前が挙がっています。

つぶあん、こしあん、抹茶、芋などさまざまな種類がありますが、かしこまった場なら最もベーシックな小豆あんの練り羊羹がおすすめです。中に栗や梅などが入っているものもあります。みっちりとした食感や絶妙な甘みが特徴的です。

上品さや趣、高級感があるので、目上の方への手土産に選ぶと喜ばれやすいでしょう。羊羹は名の知れた老舗の商品が多いため、渡した際に話題になりやすい点もポイントです。

なお、水羊羹は水分が多く、つるんとした喉越しが良いため、夏に訪問する際の手土産にぴったりです。小分けになっているため、食べやすいというメリットもあります。

※羊羹について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-羊羹」を参照してください。

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