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麦茶と相性が抜群のおすすめ和菓子3選

柏餅

イラスト:柏餅

麦茶と抜群に相性が良い和菓子としておすすめできるのが、柏餅です。

柏の葉にくるまれている柏餅は他の和菓子にはない独特の風味がありますが、この風味は麦茶とも非常に相性が良いものです。麦茶独特の焦げたような香りと柏の葉の香りがそれぞれ互いに引き立てあって、和菓子の味と麦茶の味を一層味わい深いものにします。

柏餅の中に入っているあんこと麦茶の相性も非常に良く、砂糖の甘みのあるあんこを口の中に入れた後に、少し苦味のある麦茶を飲むことで口の中をさっぱりとさせることができます。柏餅は日本では主に5月5日の子供の日に食べられる和菓子ですが、子供の日に麦茶と一緒に出せば子供にも喜ばれます。

柏餅が作られるようになったのは江戸時代後期のことで、子孫繁栄を願って端午の節句に食べられるようになりました。

写真:麦茶と相性の良い柏餅

※柏餅について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-柏餅」を参照してください。

みたらし団子

イラスト:みたらし団子

麦茶と相性の良い和菓子としておすすめできるのが、みたらし団子です。数あるお団子のバリエーションの中でも、みたらし団子が麦茶と相性が良いのは、しょう油の風味と麦茶の風味がうまく合っているからです。

みたらし団子のたれのしょう油の焦げた香りが麦茶の香りと共通するものがあるので、一緒に食べれば食べ飽きがしません。地方によってはしょう油団子という名称で呼ばれることもあります。

みたらし団子が日本で最初に作られたのは、京都にある神社のお祭りのためであると言われています。当初は儀式のために作られていたものでしたが、お祭りの日に境内でも販売されるようになりました。みたらしという名称は神社にあった池の名称にちなんでいるという言い伝えもあります。元々は1つの串に5本の団子が刺さっているのが一般的な形でした。

写真:麦茶と相性の良いみたらし団子

※みたらし団子について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-みたらし団子」を参照してください。

栗羊羹

イラスト:羊羹

麦茶と相性の良い和菓子としておすすめできるのが栗羊羹です。栗羊羹ならではの和菓子としての魅力は、羊羹の内部に甘く味付けされた栗が入っていることです。

栗の自然な甘さと羊羹の小豆と砂糖の甘さが一緒になった味わいを、麦茶の持っている独特の風味が引き立てます。

栗羊羹は甘く味付けられた栗が入っている分、通常の羊羹よりも甘みが強いのですが、それが麦茶の持っている適度な苦味とうまく合うので、他のお茶よりも相性が良くなっています。羊羹の中に栗が入れられるようになったのは、精進料理の材料として栗が使用されていたからです。

栗羊羹と似たような種類の和菓子として有名なのが栗蒸し羊羹で、この2つの和菓子の違いは製法によるものです。通常の栗羊羹は寒天を使用して冷やして固めるのが特徴です。

写真:麦茶と相性の良い栗羊羹

※羊羹について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-羊羹」を参照してください。

他にも和菓子の種類は豊富

日本の伝統ともに生まれてきた和菓子は、メジャーなものだけでも100種類、地域や店ごともオリジナル和菓子も含めると何百、何千種類とあります。

和菓子ことを詳しく知れば、味わいもまた違ったものになるかと思います。100種類以上の和菓子について、詳しく解説した和菓子種類一覧は以下を参照してください。

和菓子種類一覧

和菓子種類一覧

 

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