季節のおすすめ

母の日におすすめの和菓子

季節感があって見た目にも美しい上生菓子

和菓子は季節感を表したものが多く、見た目にも美しく上品で、洋菓子と比べるとカロリーも控えめで身体に優しいものが多いようです。

特にお茶席にも使用される上生菓子は高級感があり、普段口にする機会も少ないので贈ると喜ばれることが多いです。

母の日に、新緑やつつじをイメージしたきんとん、菖蒲の花やカーネーションを模した練切りなどの詰め合わせはいかがでしょうか。

新緑を思わせる黄緑色のきんとんは爽やかで、菖蒲は紫色の練切りが上品です。

最近は、母の日を象徴するカーネーションを模した生菓子もあるので、一緒に箱に入れてもらえば母の日にふさわしい詰め合わせができあがります。

あまり日持ちはしませんが、家事の合間など一息つきたいときにお茶と一緒に食べることでいつもとは違った一時を過ごしてもらえます。

 

練り羊羹の詰め合わせ

イラスト:羊羹

自分ではあまり買わない和菓子に羊羹があります。羊羹は素材もシンプルで添加物も少ないものが多いです。

羊羹には種類があり、大きく分けると練り羊羹、蒸し羊羮、水羊羹とあり、それぞれ風味や食感が違いますが、小豆や砂糖を多く使う練り羊羹はしっかりした口当たりで高級品が多く、水羊羹は比較的求めやすい価格であっさりしているのが特徴です。

母の日に高級な素材を贅沢に使った練り羊羹はいかがでしょうか。厳選された小豆や砂糖を使用して時間をかけてゆっくりと練って固めた羊羹は、自分で食べるために買うとなると少し値が張るので、贈り物にするときっと喜ばれます。

抹茶を練り込んだものや黒砂糖を使用したもの、独特の甘さのある和三盆を使った羊羹など種類も豊富なので、日頃お世話になっているお母さんの好みを考えて詰め合わせてもらうとよいです。

※羊羹について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-羊羹」を参照してください。

涼しげな葛切り

季節的に少し早いかもしれませんが、葛切りはどうでしょうか。最近は母の日が近づくと暑い日もあるので、葛切りを冷蔵庫で冷やして食べると見た目にも涼しげなデザートになります。

自分で食べるために買ってくる葛切りとは違い、厳選された葛を使用して作られた葛切りです。国内では吉野葛がよく知られていますが、こういった高級素材を惜しみなく使用して作られた葛切りはつるりとして喉越しが良く、何も付けずに食べると素材そのものにほんのりとした甘みがあるのがわかります。

水にさらされた白く半透明な見た目も上品で、きなこや黒蜜をまぶして食べると口の中に優しい甘さが広がります。このような葛切りに添えられている黒蜜やきなこも吟味されているものがほとんどで、葛切りの食感や風味を損なうことなく口の中で上手く絡みます。品物にもよりますが日持ちするものが多いようです。

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