豆大福
イラスト:豆大福
節分といえば、豆まきです。そのため、節分には豆を使った和菓子がおすすめです。
豆大福は、白くて柔らかい餅の中にゴロゴロと黒い豆がふんだんに練り込まれています。やわらかい餅の中には、ほんのりと甘い小豆餡がたっぷりと包みこまれています。餅と小豆餡との相性は絶妙で、豆の風味で和を感じられるだけでなく、食べた後は非常に満足感の得られる和菓子です。
豆大福は、節分の豆まきで鬼を退治するイメージに合います。小豆餡だけでは、餡の味が露骨に強調されすぎてどこかとげとげしいですが、白くて柔らかい餅と黒い豆が小豆餡を優しく包み込みこむことで、丸みのある味わいに仕上がっています。
また、豆大福は丸みのある和菓子なので尖った部分がないです。節分の鬼を追い払う邪気祓いの行事にはぴったりの和菓子です。
※豆大福について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-豆大福」を参照してください。
どら焼き
イラスト:どら焼き
どら焼きは、和菓子としても有名で古くからの歴史もあります。どこか懐かしい味わいを感じることができます。そのため、節分にはぴったりの和菓子です。
ふんわりと焼かれた二枚のどらやきの皮の中に、小豆餡がたっぷりと挟まれています。小豆餡を鬼に見立て、どらやきの皮で挟むことで鬼の邪気を鎮める、追払うというイメージにもぴったりです。
どらやきは種類が豊富です。どらやきの皮で挟み込む小豆餡にも様々な種類があり、そして様々な色の餡があります。豆の特製を活かした小豆餡を使ったどらやきもたくさんあります。どらやきのふんわりとした皮と甘みのある餡との相性は絶妙です。
節分という古くから伝わる行事に、古くからの歴史のあるどこか懐かしい味のどらやきはおすすめです。
※どら焼きについて、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-どら焼き」を参照してください。
おはぎ
イラスト:おはぎ
節分におすすめは和菓子は、おはぎです。おはぎは、日本に古くから伝わる和菓子で、昔から多くの人に親しまれてきた和菓子の一つです。
おはぎは、もち米炊き、小豆を煮て、人の手で握られる手作り感たっぷりの和菓子です。人の温かみをとても感じることのできる和菓子なので、節分の豆まきで鬼の邪気を祓うという習わしにはぴったりです。
もちもちしたもち米と甘く煮込まれた小豆餡との相性は抜群です。豆から作ったきな粉をたっぷりと振りかけたきな粉のおはぎも、豆の味を十分に感じることができ、非常においしいです。地域によっておはぎの種類は様々です。その土地ならではの伝統を受け継いできたおはぎもたくさんあります。
節分という伝統行事に、伝統あるおはぎという和菓子を用いることは、とてもおすすめです。
※おはぎについて、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-おはぎ」を参照してください。