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如月(きさらぎ 2月)におすすめの和菓子3選

いちご大福

イラスト:いちご大福

 

如月の時期はとても寒く雪も降りますよね。この時期の和菓子は雪や雪景色をモチーフにした和菓子が多くなります。

雪をイメージしていると聞いて一番に思いつく和菓子は、いちご大福ではないでしょうか。白くてふわふわとした見た目がなんとも雪っぽいですよね。

いちご大福は寒い季節の定番の和菓子として古くからから愛されてきました。中の餡については、地域ごとに小豆餡を使う地域と白餡を使う地域に分かれていると言われています。

また、餡を使わずに大福の中にイチゴを入れただけというものや、餡の代わりに生クリームを入れるものなど様々な種類があります。近年ではイチゴの代わりにミカンなどといった他の果物をいれたものも多く、たくさんのバリエーションがあるため、老若男女問わず多くの方たちから愛されています。

※いちご大福について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-いちご大福」を参照してください。

 

草餅

イラスト:草餅

そして、如月といえば有名なのが草餅ですよね。春を迎えるにあたって多くの和菓子店でも二月ごろから店頭に並びます。

草餅は古くから愛されてきた和菓子ですが、昔はハハコグサというもので作られていました。現在は餅にヨモギをすりつぶしたものを混ぜ、その中に餡を入れて食べることが一般的とされています。

餡を入れずにきな粉をまぶして食べるなどされています。草餅は、混ぜるヨモギの量によって草色のものから深緑色のものまで色が変わるのが特徴です。

店舗や作る方によって個性が大きく出ますので、食べ比べをしても楽しいかもしれませんね。

また、草餅は綺麗な緑色をしている見た目からついつい口に運びがちになりますが、少し食べるだけでもなかなかの重量感があるため、とても食べ応えがあります。

※草餅について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-草餅」を参照してください。

 

椿餅

イラスト:椿餅

椿餅ってご存知ですか?桜餅なら聞いたことがある。という方が大半かもしれません。

椿餅は桜餅に比べてあまり有名とは言えません。しかし、椿餅も古くから愛されてきた和菓子の一つなのです。

実はこの椿餅、日本最古の和菓子とも言われており、有名な書物である源氏物語にも登場しています。平安時代には軽食代わりとして食べられていました。

作り方はとても簡単で、道明寺粉というものを使います。道明寺粉に上白糖と塩を加えてよく混ぜ、その生地で餡を包み椿の葉の上に乗せ、さらにその上にもう一枚椿の葉をのせて挟めば完成です。

見た目もとてもシンプルな和菓子ですが、みずみずしくさっぱりとしているので食べやすいのが特徴です。桜餅と風味が似ていますが、桜餅特有の桜の風味がない為、餡の味をしっかりと味わうことができます。

※椿餅について、もっと詳しく知りたい方は「和菓子辞典-椿餅」を参照してください。

 

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