どら焼き
イラスト:どら焼き
サイクリング途中の栄養補給におすすめの和菓子というと、 どら焼きが挙げられます。小麦粉でできた生地の間に粒あんをたっぷりと挟んだ和菓子です。
どら焼きは、砂糖がたっぷりと含まれているつぶ飴部分、炭水化物が多く配合されている生地部分の二つに分かれています。実は、砂糖は体内での消化が早く、サイクリング途中で摂取するとすぐにエネルギーとして使用されます。
その逆に、炭水化物は消化に時間がかかるので、時間が経過した際にエネルギーとして活用されるのです。時間差でエネルギーとして使われる食品はめったにありません。このような理由から、どら焼きはサイクリング途中の栄養補給のためにうってつけといえます。
写真:サイクリングの途中に最適などら焼き
※どら焼きについて、もっと詳しく知りたい方は「どら焼きの特徴・歴史・味」を参照してください。
大福
イラスト:塩大福
大福もサイクリング途中の栄養補給に最適な和菓子といえます。
そもそも大福というのは、柔らかいお餅の中に小豆でできた餡をたっぷりと包んだ和菓子のことです。大福の餡に含まれている糖は、体に摂取するとすぐに吸収されてエネルギーとして働いてくれる性質があります。
また、小ぶりのサイズが多く、サイクリングをしながらも手軽に食べることができるのも魅力です。したがって、栄養補給のためにぴったりな和菓子といえます。
大福は、小豆餡や白餡、豆乳クリームなど色々な種類があるのも特徴的です。中にはお餅の中にイチゴやミカンなどの果物が入っているものもあり、色々な味を満喫することができます。コンビニやスーパーで手軽に入手できるのでお勧めです。
写真:サイクリング中の塩分補給にも塩大福
※大福について、もっと詳しく知りたい方は「塩大福の特徴・歴史・味」を参照してください。
饅頭
イラスト:酒饅頭
最後におすすめの和菓子が、饅頭です。小麦粉を練ってできた生地で小豆餡をたっぷりと包んだ後、鍋で蒸した和菓子のことです。
もともと饅頭は、中国のマントウという食品が室町時代に日本に伝わったことが起源となっています。中国のマントウは皮の中に肉を入れて蒸した食べ物ですが、日本では皮の中に小豆を煮たものを詰めました。
すると、上品な甘さから禅僧たちを中心に人気を博すようになり、日本で饅頭はたちまち広がったと言われています。
饅頭はエネルギー源となる糖質がたっぷりと含まれているので、サイクリング中の栄養補給にはぴったりです。コンビニやスーパーなどでリーズナブルな価格で購入することができるのも魅力といえます。
写真:サイクリング途中の栄養補給には饅頭
※饅頭について、もっと詳しく知りたい方は「酒饅頭の特徴・歴史・味」を参照してください。
和菓子関連情報
今回ご紹介した以外でも、和菓子の種類は豊富です。和菓子の特徴、歴史、味をまとめた和菓子一覧で、美味しい和菓子を見つけてください。