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笹だんごの特徴・歴史・味

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写真:代表的な笹だんご

特徴

笹だんごは、うるち米ともち米をこねて、ヨモギの葉っぱを混ぜ合わせた生地の中に、小豆の餡を包み、何枚かの笹の葉でくるんで、蒸したお菓子のことを言います。

うるち米とは粘り気の少ない、主食用の米のことであり、もち米とは粘り気が強く、餅や赤飯を作る時に使用する米のことです。笹団子は、その二種類の米を使って作られています。

ヨモギは春に出た若葉を摘み取り、草餅を作ることから餅草とも呼ばれています。

笹だんごの色は黒味がかった緑色で、刻まれたヨモギの葉っぱが黒っぽく見えます。

また、笹だんごはイグサなどの茶色い紐で結ばれていることも時長の一つです。笹だんごの周りを紐で、ぐるっと結び、団子同士を紐で縛ることで携帯しやすく持ち運びのしやすい形となっています。

歴史・由来

笹だんごは米どころ新潟県の郷土菓子です。

言い伝えによると笹だんごは、携帯用の保存食として戦国時代に、かの有名な上杉謙信が考案したものであるとか、その家臣が考案したものであるとか様々な俗説がありますが、真偽のほどははっきりとしていません。

一方で、笹だんごは郷土料理として新潟の農民たちが作り出したものであるという説もあります。農民たちが端午の節句を祝うために笹だんごを作っていたと言われているのです。

元来、五月は田植え月であることから、日本ではとても重要な月であると見なされてきました。そこで香りの強いショウブやヨモギを使うことで邪気や厄災を祓い、人々の無病息災を祈るために作られました。繁殖力が強く、邪悪を払うと言われている笹の葉に餅を包んで、笹だんごが作られるようになったと言われています。

写真:おいしい笹だんご

風味・味

笹だんごは笹に包まれているので、餅からほのかに笹の清涼な香りがします。また、笹の葉には殺菌効果があります。

笹だんごは長細い形をしていて、大きさは片手に包める位の大きさをしています。餅を一口食べると、口の中にヨモギの葉っぱの濃厚な香りとつぶ餡の甘さが口いっぱいに広がります。

初めて笹だんごを食べる人は、ヨモギの独特な香りに驚く人もいるかもしれません。

しかし、そのヨモギの香りこそが笹団子の最大の特徴と言っても過言ではありません。ヨモギは昔から薬草として東洋で広く知られ、春になると一斉に萌え出てくることや、山野に分布し普通に見られる植物であったため、ヨモギはその生命力の強さと香りの強さから病気を防ぐ力があると言われ、人々に使われてきました。

笹だんごには家族が健康であるようにという願いが込められて作られてきた菓子であると言えるかもしれません。

和菓子分類

製法での分類:蒸し物

水分量分類:生菓子

 

主な材料

餅粉、上新粉、ヨモギ、小豆餡、塩

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

 

カロリー(概算)

1個(約67g)で、127kcal

 

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