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甘栗の特徴・歴史・味

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写真:天津甘栗

特徴

栗は大きく4種類に分けられ、日本原産の日本栗(和栗)と西アジアないし南東欧が原産といわれる西洋栗、中国華北地方原産の中国栗、北米原産のアメリカ栗があります。

そして、この中の一つである中国栗が甘栗(天津甘栗)です。

やや小粒であり、果肉がしまっているので割れにくく、強い甘みがあるのが特徴です。

硬いため調理には向いていませんが、小石の中に入れてじっくりと熱して、糖液をかけて蒸らすと、お馴染みの甘栗として美味しく食べることができます。糖液によって一粒一粒がツヤツヤしているので、まるで宝石のような見た目です。

また殻がすでに剥いてある甘栗も多く販売されています。食物繊維やマグネシウム、葉酸などの栄養素が豊富であり、便秘解消や高血圧予防になるので、美味しくて健康になれる一石二鳥の食べ物です。

歴史・由来

1910年に東京・浅草の仲見世で、中国人の李金章が日本初の甘栗店である「金升屋」を開きました。

原料の栗は、山東や大連、天津などの中国各地から輸入していましたが、天津からの栗が最も多かったので「天津甘栗」という名前になりました。

しかし天津で栗が生産されていたわけではありません。天津は港町であり、輸出の中心地でもあったため、ここから多くの栗を日本へ輸出していたのです。

実際は、天津よりも北東に位置する河北省の燕山山脈の山麓で、天津甘栗は多産されています。
なお、中国各地で一般的に売られている甘栗は、天津甘栗ではなく「糖炒栗子(タンチャオリーズ)」と呼ばれています。

日本では一年中いつでも天津甘栗が売っていますが、中国では秋になり新栗が出回る時期に、焼きたての糖炒栗子が店頭に並びます。

イラスト:おいしい甘栗

味・風味

甘栗は、適度な歯ごたえやホクホクとした食感、そして独特の素朴な風味やしっかりとした甘さもあります。

すでに殻が剥いてある甘栗については、水分が多く含まれていて、しっとりとしていて柔らかいという特徴があるので、小さな子どもや年配の方でも食べやすいです。

いずれの甘栗も一粒食べれば病みつきになり、手が止まらなくなる美味しさです。

砂糖や人工甘味料は使っておらず天然の甘さなので、ダイエット中だけれども甘いものが食べたい!という方のおやつにもぴったりです。

たくさん買ってしまって一度に食べきれない場合でも、1ヶ月間は冷凍保存ができます。食べる時に自然解凍すれば、焼きたての美味しさが楽しめます。

またオーブントースターやフライパン、魚焼きグリルなどで焼くと、さらに栗の風味やホクホク感が増します。

和菓子分類

製法での分類:焼き物

水分量分類:-

 

主な材料

栗(中国栗)、水あめ

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

 

カロリー(概算値)

100g:222kcal

1個(5g)あたり11kcal

 

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