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カルメラの特徴・歴史・味

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写真:代表的なカルメラ

 

特徴

カルメラは祭りや縁日などで見られる日本のお菓子で、直径は10センチ程度で厚さは5センチ程度、中央部分が膨らんだ砂糖菓子です。

水、砂糖、重曹を材料にして、溶かしてから固めて作るお菓子で、砂糖にはざらめ、または三温糖を使用する場合もあれば、グラニュー糖を使用する場合もあります。

材料はとてもシンプルなので、家庭で用意することも難しくはありませんが、作り方にはコツが必要で、素人が作ろうとすると失敗してしまうことも少なくありません。スーパーやコンビニなどでも販売されていますが、浅草寺などの観光地では露天販売もされています。

作り方は、普通のざらめではなく、赤ざらめに少量の水を加えてから煮つめ、重曹を入れてから手早くかき混ぜることで炭酸ガスを発生させます。炭酸ガスによって膨らませてからは冷却しながら固め、その際には、膨らませた状態に成型して軽石状にします。

 

歴史・由来

カルメラは、カルメ焼きやカルメラ焼きと呼ばれることもあり、ポルトガル語で甘い物を意味するcarameloが語源だとされています。語源がポルトガル語であるように、日本古来からのお菓子ではなく、ポルトガルから伝わって作られたお菓子です。今では日本でも一般的となっているキャラメルもカルメラとと同じ語源だとされています。

室町時代後期になると、日本にはキリスト教を布教するためにポルトガルから宣教師が訪れるようになります。そこから始まったのが南蛮貿易であり、この貿易によって、日本には様々な物資や技術が入ってくるようになりました。

カルメラも、そういった南蛮貿易で日本に入ってきた南蛮菓子の一つであり、日本に伝来された当時は、今のような作り方ではなく、氷砂糖や卵白といった手に入りづらい食材を使用していたために、とても高価なお菓子として扱われていました。

 

イラスト:おいしそうなカルメラ

 

風味・味

砂糖菓子であるカルメラは、甘くて素朴な味が特徴の駄菓子となっていますが、砂糖に熱を加えたお菓子であるために、香ばしい香りがするのが特徴です。

外側はカリカリの食感なのに対して、中は柔らかくなっているため、二種類の食感を楽しむことが出来るお菓子です。見た目はふんわりとしていて、それなりの大きさに見えますが、カルメラは炭酸ガスによって膨らませているために、見た目よりもずっと軽くサクサクとした食感で、気軽に食べることが出来るお菓子です。

焼き立ての熱いカルメラは、特に、香ばしくサクサクとした軽いお菓子で、シンプルな味ではあるものの、現在のお菓子のように油などを使っていないので、しつこさが無く、いくらでも食べられてしまうのが魅力のお菓子となっています。

 

和菓子分類

製法での分類:干菓子

水分量分類:焼き物

 

主な材料

中ざら糖、重曹

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

 

カロリー(概算)

1個(10cm)で、155kcal

 

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