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カステラの特徴・歴史・味

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写真:代表的なカステラ

特徴

カステラとは、小麦粉・砂糖・水飴・卵を使って作る長方形のスポンジケーキのようなお菓子です。

スポンジケーキとの違いは、バター等を使っておらず、砂糖と水飴だけでしっとり感を出しているのが特徴です。

卵と砂糖を充分泡立てた中に、他の原料を入れて型に流し込んで焼き上げます。

卵は、よりふわふわした生地にするため、黄身と白身を別々にして泡立てて作る方法を採用しているお菓子屋さんもあります。

しっかりと泡立てて作ることで、焼きあがったものを手で軽く押しても、戻るような弾力感が出ます。

卵を多く使うため、上下はこげ茶の焼き色がつき、スポンジ部分は鮮やかな黄色になります。

ザラメが底にあるのは、敷いて焼くのではなく、生地をしっとりさせてコクを出すために入れたザラメが溶け切れずに沈んで残るからです。

卵をたくさん使うため栄養価が高く、昔はお見舞い品の定番でした。現在は消化も良いのでスポーツ選手が試合前に食べています。

砂糖等をたくさん使うため、保存料が無くても常温保存で比較的日持ちするお菓子です。高級感もあり、贈答用にもよく選ばれています。

歴史・由来

カステラは、元々、スペインのカスティーリャ王国のお菓子と言われています。

ビスチョコ(二度焼きの意味)と呼ばれる固いパンで、スペイン海軍の保存食でした。

16世紀末にポルトガル領だったマディラ島で、当時、薬としても使われていた砂糖や卵を加えて作られるようになりました。

やわらかいお菓子になったのは、1747年にスペインのフワン・デラ・マタが卵の白身を泡立ててメレンゲ状にしたものを加えるようになってからです。

1798年にポルトガル王室料理人が料理書に黄身と白身を分けて泡立てる方法を残しています。カスティーリャはポルトガル語ではカステラと発音します。

安土桃山時代にポルトガルの貿易商や宣教師によって日本に伝わった時、日本人の質問に答えたポルトガル人が「ボロ・デ・カステラ(これはカステラ王国のお菓子です)」と言ったのが語源とされています。

金平糖や卵素麺、カルメラも同じ頃に日本に伝わっています。

長崎には蘭学や医術を学ぶ人が集まったため、当時、滋養食と言われたカステラの作り方を学んで故郷に帰ったために全国に広まりました。

その後、日本人好みに作り替えらたため、鎖国やキリスト教の弾圧があっても作られ続けました。

写真:おいしそうなカステラ

風味・味

カステラはたくさんの卵を泡立てて作るられるため、一口食べると、ふんわりとしていながらも、もちもちとした弾力感も感じられます。

砂糖やザラメ等を使って作るために上品な甘さとしっとりとした味わいがあり、商品によっては底に沈んだザラメが独特の食感をもたらします。製造メーカーによってザラメの量が違い、甘さなどの味にも違いが出ます。

棹型の商品に成型するため、切り落とされた、パンで言えば耳にあたる部分を安く売るお店もあり、この部分は砂糖が結晶化しているため、より強い甘味が出ています。

商品によっては、黒糖や抹茶、和三盆、チョコレートやチーズを使った種類も登場し、それぞれの風味を味わえます。

やわらかなスポンジ部分と同時に、抹茶などが口の中に広がって高級感も高まるので、スタンダードな商品と共にセットで贈答用の詰め合わせに使われています。

和菓子分類

製法での分類:焼き物

水分量分類:生菓子

 

主な材料

卵、強力粉、砂糖、水飴、ざらめ

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

カロリー(概算)

一切れ(50g)、160kcal

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