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よもぎ饅頭の特徴・歴史・味

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写真:代表的なよもぎ饅頭

特徴

よもぎ饅頭は、饅頭の皮に蓬の葉を練りこんで、餡をくるんだ季節の和菓子です。

練りこまれる蓬の葉は、3月から5月にかけて収穫される春の若葉で、鮮やかな若葉の色が饅頭の表面を綺麗に染め上げます。若葉を細かく切ってそのまま練りこみ、葉の形が見える素朴なよもぎ饅頭もあります。

一方で蓬を粉状にして練りこんだ饅頭は、表面が一様に綺麗な薄い緑色に染まります。形状については平常見かける饅頭と同じで、大福のように丸めた形が多く見られます。

蓬餅と違ってよもぎ饅頭には、乳・卵・小麦粉を使用する場合があるので、アレルギーのある人は注意が必要です。

健康志向の消費者の需要を考慮して、保存料や合成着色料など無添加の製品も多く販売されています。

蓬はどこにでも生えている雑草なので、よもぎまんじゅうを特産品としている地域は、岩手、山形、群馬、山口、福岡など全国各地にあります。

歴史・由来

蓬は生命力が強く、荒地にも生息する植物です。鮮やかな色づけと春の息吹を感じさせる香り付けに効果があり、多くの薬効成分を含む蓬は、邪気を払うものとして健康や幸福を願う人々に親しまれてきました。

元々、蓬を餅に入れる風習は中国から伝わっており、蓬を饅頭に入れるという発想の元となったと考えられています。餅に蓬を練りこむと、鮮やかな緑に染まるので、饅頭でも試してみようとした職人がいたと言われています。

そんな蓬を饅頭に練りこんで食べるようになったのは、江戸時代に饅頭好きの大名が菓子職人に命じて作らせてからだという言い伝えもあります。

当時の大名は蕎麦饅頭や栗饅頭など様々な物を入れた饅頭を作らせてその風味を楽しんでいたという文献も残っています。

また、蓬は雪の積もる地域で春になると最初に芽を出すので、長い冬の間ビタミン不足に陥っていた人たちが、春一番に摘み取った蓬を饅頭に練りこんでビタミンを補ってきたと言われています。

写真:素朴なよもぎ饅頭

風味・味

よもぎ饅頭を口に入れると、最初にほのかに苦い蓬の風味が口中に広がって、次にふわふわした生地の中から現れる餡の甘さが引き立ちます。

蓬の心地よいほろ苦さの存在感が大きいので、中の餡は砂糖を控えめにしても十分甘みを堪能できます。

生地はふわふわした軽さともちもちした食感を兼ね備えており、相反する風味を同時に味わえます。

米粉を使用しているよもぎまんじゅうは、更にもっちりとした食感のインパクトが強く食べごたえがあります。

また米粉は蓬が本来持っているボソボソした口当たりをまろやかにする作用があるので、蓬をふんだんに入れた饅頭でも食感の質が低下することがありません。

蓬は春先に採取した若葉を冷凍保存して一年中よもぎまんじゅうを作っている店が多く、1年を通してその風味を味わうことができます。

和菓子分類

製法での分類:餅物

水分量分類:生菓子

主な材料

上新粉、餅粉、小豆あん、よもぎ、砂糖

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

カロリー(概算)

1個(67g)で、124kcal

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