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ぼうろの特徴・歴史・味

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写真:代表的なぼうろ

 

特徴

ボーロと呼ばれるお菓子は、焼き菓子の総称として使われています。

現在は、大小さまざまな大きさのぼうろが作られていますが、和菓子で「ぼうろ」というと、見た目は丸くて平たい形をしているものが多く見られます。大きなものは直径5センチほどで中心が膨らんでいる丸形、小さなものは指先ほどの大きさの半円状をしているものです。

多くは、円形をしていますが、地域によっては独特の形を残しているぼうろもあります。特に、沖縄で見ることが出来る「花ぼうろ」は、紋様の形を成していて、古くから伝わる形だとも言われています。

古くは、いろいろな形をしたぼうろが作られていたとされていますが、複雑な形を形成するためには手間暇がかかるため、現代では丸い形が主流となったと言われているのです。

原材料は、小麦粉・卵・砂糖などを使用するのが一般的ですが、小麦粉の代わりにそば粉や片栗粉を使ったり、卵を使用しないで作るぼうろなどもあります。

 

歴史・由来

ぼうろの歴史は長く、もともとは南蛮菓子を起源とするものだと言われています。

日本には、16世紀頃に南蛮菓子のボーロとして伝わりましたが、和菓子職人の手によって、日本風のぼうろに発展していきました。

江戸時代初期には、京都で「花ぼうる」「丸ぼうる」が登場し、広く親しまれることとなったのです。

ぼうろは、京都名産品の和菓子土産として人気が高いものですが、日本では南蛮貿易が行われていた長崎を中心に広まっていったと言われています。

佐賀県の名物である大きな「丸ぼうろ」は、九州で修行を積んだ職人が京都に渡り、京都三条に寛永堂と呼ばれる店を開いたものです。京都では、オリジナルなぼうろが多く生まれ、小麦粉の代わりに、そば粉を用いた「蕎麦ぼうろ」や、片栗粉のみで作る「衛星ボーロ」などは、京都を代表する和菓子となっています。

写真:おいしそうなぼうろ

 

風味・味

ぼうろの魅力は、素朴な味にあります。食感がクッキーに近いものから、口の中でホロホロと崩れるようなものまで、それぞれに特徴はありますが、味はどれも素朴で懐かしいと感じるものです。

クリームやあんこなどを使用しない和菓子のため、甘さが抑えられていて、高級感がある和菓子というよりは、広く庶民に親しまれる菓子といえる風味となっています。

伝来した当時、南蛮菓子と同様の原材料を使用して作られたぼうろですが、海外の小麦粉と当時の日本で使用されていた小麦粉では成分が大きく異なっていました。

そのために、南蛮菓子のボーロがカステラに近い食感であるのに対し、和菓子のぼうろは日本独特のホロホロした食感になっていったと言われています。

日本では、赤ちゃんからお年寄りまで広く愛されている伝統的な焼き菓子の代表です。

 

和菓子分類

製法での分類:干菓子

水分量分類:焼き物

 

主な材料

薄力粉、砂糖、はちみつ、卵

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

 

カロリー(概算)

1人前(約30粒、28.5g)で、92Kcal

 

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