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ずんだ餅の特徴・歴史・味

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写真:代表的なずんだ餅

特徴

ずんだ餅は、枝豆を用いた餡と餅をからめたものです。

枝豆は塩茹でするイメージが強いかもしれませんが、ずんだ餅に使用する枝豆は甘く味付けされています。

餡は枝豆を茹でて、薄皮を取り除き、すり潰したものと、主に砂糖を混ぜて作ります。材料はとてもシンプルですが、だからこそ素材の味が引き立つ、豆好きにはたまらない和菓子です。

また、ずんだ餡はとても鮮やかな萌黄色です。真っ白なお餅とのコンビネーションは、私たちを目でも楽しませてくれます。

ずんだ餅は、古くから宮城県を中心に東北地方で親しまれている郷土料理でした。

最近では冷凍技術などが発達し、遠方への輸送が可能となり、各地のお土産コーナーで見かける機会も多くなりました。

平成19年には、農林水産省により、農山漁村の郷土料理百選に選定されています。

歴史・由来

ずんだ餅には夏の風物詩としての一面があります。

枝豆の収穫時期は夏ですから、古くは、ずんだ餅も夏の季節料理で、お盆やお彼岸の供え物として作られることが多かったのです。

最近では、ずんだを使用したスイーツや土産品なども増え、季節とは関係無しにずんだ餅を目にする機会も増えているので、意外に思うかもしれませんね。

「ずんだ」という名称の由来は諸説あります。有名なところでは、かの戦国大名・伊達政宗が「陣太刀(じんだち)」を使って豆をつぶして潰して食べたことから、それが訛って「ずんだ」になったという説や、豆をすり潰す際に豆を打つ(叩く)工程を「豆打(ずだ)」と呼び、それが「ずんだ」になったという説があります。また、「甚太(じんだ)」という人物が食べていたから、という説もあるようです。

写真:おいしそうなずんだ餅

風味・味

ずんだ餅を一口食べると、たちまち口の中いっぱいに豆の香りが広がります。

ずんだ餅に使用する素材は主に枝豆と砂糖のみで、そこに味を調えるための塩や水を加えます。

必要最低限の素材で作られているからこそ、主役である枝豆の味をストレートに感じられるのです。

次いで砂糖が加わり、甘みが口内を満たしてくれます。砂糖の素朴な甘みはしっかりとしており、それでいて豆の風味を損なうことがありません。

絶妙なバランスの優しい味わいに、ついもうひとつと手を伸ばしてしまいます。

また、ずんだ餅の魅力は餡だけではありません。一口サイズのころんとしたお餅は、柔らかいながらも適度に弾力があり、食べ応えもあります。お餅のもっちりとした食感と、豆のつぶつぶとした食感の組み合わせは、一度体験すれば癖になる一品です。

和菓子分類

製法での分類:餅物
水分量分類:生菓子

 

主な材料

餅粉、白玉粉、枝豆、砂糖、塩

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

 

カロリー(概算)

100gあたり、203kcal

 

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