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きんとんの特徴・歴史・味

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写真:代表的なきんとん

特徴

さつまいもやインゲン豆を茹でて潰し、裏ごしして砂糖を加えたあんに、栗の甘煮を加えたお菓子です。さつまいもを茹でる時にくちなしを加えることで、鮮やかな黄金色になるのが特徴です。

きんとんの材料のさつまいもには、甘みが強く水分少なめの鳴門金時や紅あずまなど、少しねっとり感がある品種が多く使われます。さつまいもが蜜のようにトロリとしている中に大きな栗が入ったものは、そのまま皿等に盛り付けられます。

インゲン豆で作るきんとんは白く、紫芋を使って作られるきんとんは、原材料を活かした紫色に仕上がります。栗だけが原材料の栗きんとんは、どちらかというと白っぽい、または栗そのものの少し黄色い色のお菓子です。

栗を裏ごしして作ったものは、茶巾タイプの形をしているものが多く、上品な雰囲気のお菓子に仕上がっています。

歴史・由来

きんとんは漢字で金団と書き、黄金の団子という意味を持ちます。美しい黄金色は、大判小判を連想させます。

また、きんとんに使われる栗を干して外側の固い殻と渋皮を取り除いたものをかちぐり(勝ち栗)と言い、勝負事に勝つ縁起のよい食べ物とされています。

きんとんには砂糖が使われていますが、昔は砂糖はとても貴重で高価なぜいたく品でした。

これらのことから、金運に恵まれ、きんとんが食べられるような、豊かでお金に不自由しない生活が送れますよう、または勝負に勝てますように、等の願いがこめられ、お正月のおせち料理の定番の1つになっています。

栗きんとんは岐阜県の中津川が発祥の地とされています。江戸時代から栗を蒸して塩や砂糖を加えてご飯に加えて食べていました。余ったものを布巾で絞ったものが栗きんとんの始まりと言われています。今でも栗と砂糖だけで丁寧に作られたお菓子が売られています。

写真:おいしそうな栗きんとん

風味・味

きんとんは、さつまいも等の材料を滑らかになるまで練って甘みを加えるため、口に入れると蜜のようなトロリとした滑らかな舌触りと甘味がひろがります。

さつまいもが持つ甘味と共に、中に入っている栗が大きければゴロッとした感触と、やわらかく煮た栗の甘さをじっくり味わえます。

栗と砂糖だけで作られた栗きんとんは、より高級感があり、栗の自然な美味しさとほのかな甘みを贅沢に感じられます。

きんとんは、原材料のさつまいもや栗が本来持つ甘味を味わえるお菓子ですが、最近では抹茶やチョコレートを加えた商品も販売されています。それぞれ、栗と抹茶との和の風味や、栗とよく合うチョコレート味を楽しめます。栗きんとんには日本茶が合いますが、チョコレート味なら洋風な雰囲気で珈琲との相性もぴったりです。

和菓子分類

製法での分類:蒸し物

水分量分類:半生菓子

主な材料

さつまいも、インゲン豆、砂糖、栗、くちなし

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

カロリー(概算)

栗きんとん100gで、170kcal

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