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きびだんごの特徴・歴史・味

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写真:代表的なきびだんご

特徴

もち米の粉に上白糖と水飴を混ぜて柔らかい求肥にし、黍(きび)粉で風味付けたのが「きびだんご」です。

桃太郎をモチーフにしたパッケージの商品は岡山の定番みやげでもあり、小型のきびだんごは見た目も可愛く、半透明の生成り色で落ち着いた印象です。

団子を手でつまんで食べたり、串だんごにして食べたりしますが、上品な味わいがお茶菓子としても人気です。

また、日持ちがするため、旅のお供や土産品としても定番になります。現代では、時代のニーズに合わせて、マスカットや白桃などのフルーツきびだんごや、抹茶・ラムネなどの和洋の素材を取り入れたきびだんごもあります。

シンプルなものから、フルーツを取り入れたフレーバー系、生チョコやカスタードクリームを包んだ個性派タイプまで、様々な味比べもできますよ。

歴史・由来

岡山の銘菓として有名な「きびだんご」は、古来、黍(きび)の粉を蒸して作られたのが始まりです。

吉備の国と呼ばれていた岡山では、当時、穀類の「きび」の生産が盛んで、その団子が作られるようになったことから「きびだんご」と名付けられます。

餡をつけたり、汁をかけたりして日常的に食べていたと言われ、それが江戸時代から明治時代に改良されて、お茶会にも用いられる和菓子や土産品として生まれ変わります。

明治時代の日清・日露戦争の頃には、老舗・廣榮堂の主人・武田浅次郎氏が桃太郎に扮装して、帰還した兵隊さんたちの帰郷土産に、桃太郎のきびだんごとして売り込みました。

これを機に「桃太郎を元気にする縁起の良い食べ物」として全国でも有名になります。現在では、きび粉が入っていないきびだんごも各地に多く販売されています。

写真:おいしいきびだんご

風味・味

岡山には、種類の豊富な名店が多く、例えば創業150年を誇る老舗・廣榮堂の「元祖きびだんご」は、ほんのり広がる甘さと柔らかな食感が「もう一つ食べたくなる」と好評です。

また、岡山代表の特産品・白桃を使用した「白桃きびだんご」の場合は、ほんのりピンク色で、口に入れると甘い桃の風味が口の中で広がり爽やかな味わいです。

きびだんご一品づくりにこだわった「山方永寿堂」のだんごは、滑らかな舌触りともちもちした弾力ある食感が、素朴で懐かしい味わいで、おやつやお茶請けにも人気です。

中山昇陽堂の「きびだんご(醤油味)」はみたらし団子に似ていると言われます。

他には、北海道の駄菓子「きびだんご」もあり、きな粉のような風味で、安くて懐かしい気持ちになると好評です。

このように優しい甘さと柔らかい食感は、疲れを癒し、子供からお年寄りまで幅広く愛され続けます。

和菓子分類

製法での分類:練り物

水分量分類:半生菓子

 

主な材料

もちきび、こしあん、塩、砂糖、水

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

カロリー(概算)

1本(120g)で、365kcal

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