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いが餅の特徴・歴史・味

更新日:

写真:代表的ないが餅

 

特徴

いが餅とは、しんこ餅で餡を包み、外側に色のついたもち米を数粒まぶした日本の伝統的な和菓子です。

もち米の色は、淡い桃色、黄、緑など様々ですが、これには地域差があるようで、一色のもち米しか用いない地方もあるとのこと。「上にもち米をのせる」というのが重要なポイントらしく、いが餅ができた当時は、たとえ不作が続き、満足にお米がとれずにお芋の団子を作るしかなくても、上に少しのもち米をのせることで贅沢な気分を味わっていました。

現在でも、その可愛らしい見た目から人気があり、地方の和菓子屋や飲食店などではお茶うけにいが餅を出すところもあるようです。

小さく、手のひらに乗せるとコロンと丸いフォルムをしていて、パステルカラーのもち米がなんとも愛らしいので、「インスタ映え」重視の若い女性にも喜ばれること間違いなしです。

 

歴史・由来

いが餅の起源については、地域によって様々な説があります。主に東北地方から中国・四国地方にかけて分布していますが、山形県など東北のエリアでは「団子に黄色のもち米をのせて稲に見立て、五穀豊穣を祈った儀式から始まった」という説があります。

一方、いが餅の名所である広島県の呉地方では、自然災害による不作で秋のお祭りにお餅が出せなかった際、芋団子にもち米をまぶしてごまかしたという逸話から生まれたという話が伝わっています。

いが餅の名前の由来については、地名の「伊賀」からきているという説や、実った稲に似ていることから「稲花餅」と呼ばれていた説、お米が炊けたときの良い香りを餅に移そうとして「飯の香りの餅」という意味の「いかもち」が濁ったという説などがあります。細かな違いはあれど、稲作や豊穣を願う際に作られたお菓子のようです。

 

写真:おいしそうないが餅

 

風味・味

いが餅の美味しさは、やはり土台となる団子の部分にかかってくるようです。蒸したての柔らかいお団子で作ったいが餅は、モチモチというより軽いフワフワとした食感で、噛んでいるとあっという間になくなってしまいます。

子どもからお年寄りまで、誰でも食べられる親しみやすい味です。

お団子自体は甘くないので、中の餡子との相性も抜群です。

そして、いが餅を見て気になるのは、「上のカラフルなもち米はどんな味がするの?」という所ですよね。

一般的にはもち米の部分はお米に色をつけただけなので特に味はしませんが、お店によっては緑色でもち米にヨモギの風味を加えるなど、色によって味を分けている所もあるようです。

口に入れたとき、もち米のつぶつぶした細かい食感も楽しむことができます。気軽に食べられるので、ついつい何個も食べてしまわないよう注意が必要ですね!

 

和菓子分類

製法での分類:生菓子

水分量分類:餅物

 

主な材料

上新粉、片栗粉、砂糖、もち米、食紅、こしあん

※一般的な材料を記載しています。詳しくは製造元に問い合わせてください。

 

カロリー(概算)

1個(93.3g)で、212kcal

 

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